斜め45度の処世術

斜め45度の処世術

小川哲

カテゴリ: エッセイ
評価:
読了日: 2026-04-24

メモ

[期待]

別の小川智さんの小説の書き方みたいな本は立ち読みで終わってしまっていたが、これは内容も読みやすそうで、自分の考えを広げてくれそうだなと思ったので購入。

[感想]

面白かった。ところどころで笑ってしまうところもあり。人によって重みづけをする「お薦めポイント制度」や自分には理解できない考えの人に会った時、「この人にはこの人なりの合理性がある」と考え、映画や小説はそういった想像をさせてくれる材料を提供してくれるもの。

「社会規範」と「市場規範」。母親から1000円渡されケーキを持って行きなさいと言われた時、そのまま1000円を相手に渡すのは失礼。なぜなら「1000円で子供の面倒を見ろ」というメッセージになってしまうから。「重い荷物をあそこまで運んでください」と言われた時多くの人は運ぶ。これは社会規範。しかし「100円あげるから運んで」と言われると市場規範になってしまい、100円の価値と合わないと判断され、運ぶ人はいなくなる。

多分小川さんは4タイプで言うと理想型の人間なのかなと思った。自分の考え、思考、行動を他人が入り込んでくるのを嫌がる。月見バーガーを食べようとマックに行ったのに店員に月見バーガーを勧められたのでビックマックを買ったと言うのもそう。おそらく自分に信念がある。一瞬法則型かなとも思ったが、型にはめられることを嫌うなどは法則型とは当てはまらないような気がした。